スリランカの水牛ヨーグルト<世界ヨーグルト探訪>

水牛のヨーグルトと聞くと、スリランカを連想する日本人は多いようです。
確かにスリランカでは水牛のヨーグルト(カード)がスーパーマーケットなどで当たり前に売られています。


CURDと書いてあるのは水牛のヨーグルト。素焼きに入っていたり、大きなプラスチック容器に入っていたりします。全て無加糖です。

(SET) YOGHURTと書いてあるのは、牛乳のヨーグルト。小さいのが多く、砂糖が入っていて、いかにもデザートです。

開けてみた水牛ヨーグルト。きれいな真っ白です。素焼きで作られているので濃厚。

味はとっても酸っぱめです。製造日から浅くても酸っぱいですから、酸っぱめに作られているのでしょう。

キトゥルパニ(キトゥルハニー、椰子蜜)という焦げ茶色のハチミツ状の液体をかけるのが、お決まり。ホテルの朝食ビュッフェにも、素焼きに入った水牛ヨーグルトが置かれており、隣にはキトゥルパニがあります。
キトゥルパニの味は、ハチミツの味をビターにしたような感じでしょうか。花っぽさはないです。

こちらは鉄道駅のミルクスタンドで売られている小さな水牛ヨーグルトに、専用のキトゥルパニをかけたもの。キトゥルパニ比率が高くて甘くておいしいです。

キトゥルパニが混ぜられてから発酵されたヨーグルトもあります。こちらは牛乳のヨーグルトです。

スリランカでは、AMBEWELAというブランドの、牧場・乳製品メーカーにも訪れました。観光牧場になっていて、動物たちと触れ合えます。海外で観光牧場に行ったのは、こちらが初めてです。外国資本と共同で作った牧場だそうです。牧場名はニュージーランドファーム。


こちらにいるのは、乳牛やヤギ、ウサギといった動物たち。水牛はいませんでした。
売店やレストランがあり、ミルクやチーズといった乳製品、スナックが購入可能です。

ヤギのミルクを買って飲んでみました。ヤギのミルクもいろいろですが、これは匂いとか日本人向けではなさそうでした。普通のヨーグルトとかチーズ、牛乳はおいしかったですよ。

他にスリランカを訪れた際にぜひ食べてみてほしいのは、この赤いプリン、Watalappan (ワタラッパン)。原材料の Jaggery (ジャガリー)は椰子の砂糖。プリンだけど、食べたことがない味。日本でもきっと流行りそう。

スリランカを訪れた際には、水牛のヨーグルトを始めとする乳製品を思い出してください。

(注)上記で紹介した商品等はダヒヨーグルト種菌など弊社製品とは関係がありません。2017年4月に訪問した際の情報に基づいています。個人の旅行記であり、情報の正確性は保証できません。